社長・坂本毅の『バンベン日記』


 

 
2016,05,31, Tuesday 05:45 PM


27日は8時起床。お世話になった道の駅阿蘇でお買い物。そして気になっていた阿蘇神社へ。

倒壊した楼門はトタンの塀で囲まれていてよく見えなかったが、痛々しい光景。震災復興を祈願。最後におみくじを引いたら二人とも大吉。復興に貢献できるということか。

その後、温泉を求め、内牧に移動。最初は漱石ゆかりの「山王閣」に行ってみたが、まだ修復中とのこと。6月から営業再開か?残念。

そして町湯の「薬師温泉」へ。いかにも共同浴場らしい、渋く小ぢんまりとした佇まい。湯屋前に立てられた札には「内牧温泉発祥の湯」と記されている。200円払って、中に入るといたってシンプル。そして誰もいない。貸し切り状態。湯船に浸かって目を閉じると蛇口から溢れる源泉かけ流しの音しか聞こえない。無の境地。浸かったり上がったりしながら熱めの温泉を堪能した。

そしてネットがつながる図書館でしばしお仕事。

ランチは三久保にある「農家れすとらん田子山」へ。ここはバンベン創業当時からの取引先。田子山は畜産農家が経営するお店で、自家牧場で育てたあか牛肉、自家栽培お米や野菜、自家製のお漬物などが食べられる。

女将さんや従業員の方々も元気そうで何より。ちょっと贅沢して「田子山コース」を注文。自慢の赤牛のいろんな部位を堪能。やっぱりバンベンの岩塩が合う!ビールが進む。前菜・漬物そして自家栽培のご飯が美味い。大満足。お腹パンパン。

お店の被害はほとんどなかったが、ご自宅は半壊。大切に育てた牛一頭が移動中、トラックから落ちて転落死したとのこと。そんな悲劇を乗り越えてお店を再開したが、お客が少ないままなのが一番つらいそうだ。そしてなぜか店の前に温泉が湧きで出したとのこと。阿蘇のホテルや飲食店や観光施設は徐々に再開しているが、肝心の観光客が戻らないと復興はできない。早くいつもの阿蘇に戻ってほしいものだ。
*田子山のHP:http://www.tangoyama.jp/ 

その後、馬本市内をめぐり福岡へ。帰り道、運転を妻に任せ、僕はビールをちびちび飲みながらいろいろ考えた。ビジネス、観光、買物、ボランティア・・・。自分なりの熊本・大分の復興に関わり方が頭の中を駆け巡った。


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2016,05,30, Monday 06:10 PM


5月30日(月)

5月26,27日に旅行で阿蘇に行ってきた。

元々は健ちゃん誕生半年のタイミングで夫婦水入らずで「子育てお疲れさん旅行」をしようと前から計画していたもの。北のほうへ行く予定だったが、熊本地震もあり、進路を南に変えて「復興応援旅行」に変更した。

26日はまず義母にケンちゃんを預け、北九州と田川で用事を済ませ、そのまま阿蘇に向かった。いつも通る国道212号線は日田の大山で通行止め。県道12号線の迂回ルートを走ったが、ここは信号も少なくスイスイ走れる。景色もいい。気持ちよく小国町までここで212号線に合流。いつもの道を快走。大観峰からの景色もいつものまま。阿蘇の山々が夕日に映えて美しい。

Wi-Fiがつながるプラザホテルに寄って一仕事。お礼にお土産購入。日が暮れるころ宿泊先の「道の駅阿蘇」へ。ここで車中泊。これも以前から気候がいいこの時期に一度車中泊を体験しようと前から考えていたこと。道の駅阿蘇は車中泊のサイトで特に人気があった。震災後の平日にもかかわらずキャンピングカー、トラック、ワンボックスカーなど車中泊目的の車が適度に止まっていて安心感がある。

すぐ近くに立ち寄り温泉「夢の湯」があるので早速行ってみた。「今月末まで入浴無料」とあった。地元優先。混んでいたら遠慮しようと思ったが、それほどでもなかったので入らせてもらった。復興応援旅行なのになかなかお金を落とせない。

ゆっくり温泉に浸かって20時半。お腹もペコペコ。さてお店は空いているのだろうか。地元に人に聞いてみると宮地のほうに行けば居酒屋も開いてるとのこと。さっそく車で向かう。しばらくうろうろ。阿蘇神社の近くに「山頭火」という居酒屋発見。深夜まで空いているとのこと。助かった。入ってみると震災の影響を感じさせないけっこうな賑わい。あとの運転は妻に任せて個室でお待ちかねのビールタイム。出てくる料理すべてうまい。中でも馬刺しと韓国冷麺は絶品。大満足。

帰り道、コンビニでビールを調達しようと思ったら、閉まっていた。夜はやってないらしい。売れないのか、仕入れの問題か、人手の問題か。3件目のコンビニはやっていたのでビールを確保。道の駅阿蘇の駐車場に車を止めて寝床を作る。愛車サクシードは後ろがフルフラットになるので足を延ばして眠れる。とにかく塩を大量に運ぶことを考えて購入した車だが、車中泊にも使える。素晴らしい。惚れ直した。

虫の音を聞きながらビールをチビチビ。何もやることがないので0時前に就寝。2人ではやや狭いが、寒くもなく暑くもなく熟睡できた。


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2016,05,18, Wednesday 04:39 PM


5月14日(土)15日(土)に行われた「国際協力フェスティバルIN能古島2016」。

発展途上の国々や地域で活動するNGOやNPO団体、国際機関、フェアトレード団体が一堂に会して、現地での活動や日本国内での活動の中身を詳しく知ることができるイベント。2回目となる今年も充実感一杯のイベントになった。

13日(金)
朝から大忙し、ポップの作成、備品・ソフトドリンク・消耗品などの買い出し、那珂川の義母のものへ健ちゃんを預け、戻ってきて愛車に商品の詰め込み。飲食関係、物販関係、展示関係のものをサクシードにこれでもかを詰め込む。助手席まで荷物で一杯になり、妻はスーツケースを転がして地下鉄&バスで姪浜渡船場に向かう。僕は車でオルドス家まで行って「ラム串」500本を調達。そして渡船場へ。21:15発のフェリーにギリギリ間に合った。21:30に能古島上陸。22時前にやっと会場の「キャンプ村」にたどり着いた。荷物を下ろすともうフラフラ。腹ペコペコ。妻がカセットコンロで簡単な食事を作ってくれた。お腹を満たしてシャワーを浴びてビールを飲んだらバタンキュウ。

14日(土)
5時に起きた。同じ福岡市内とは思えないほど寒い。朝食を取りながら目を覚ましていくが、すでに疲労が貯まっている。6時から重い身体を動かし作業開始。ポップや写真パネルの貼り付け、ラーモンの麺茹で、スープづくり、展示ブース設営、物販ブース設営・・・。2人でてんてこ舞い。9時からボランティアで集まっていただいた方々にも手伝っていただき、10時前には準備万端。いい天気どっとお客さんがなだれ込む。

この日はバンベン夫婦の他、中学1年生からアラ還?のそば打ち職人まで8人のボランティアに集まっていただき、盤石な体制。ラーモン、ラム串焼き、岩塩商品が順調に売れていく。今回はバンベン事業のアピールにも力を注いだ。遠くからも見える大きなパネルに「一食一品お買い上げにつき内モンゴルの砂漠に一本木を植えます!只今○○本になりました!」と表示。なんでも1つお買い上げで1本木を植える仕組みにした。2階の展示ブースは飲食スペースの他、大きな黄色い模造紙を砂漠に見立て緑の付箋に木の絵とメッセージを書いて砂漠に張り付けていく「砂漠を緑に変えよう」というセルフワークショップを実施。かわいいイラストやメッセージで砂漠がどんどん緑で埋まっていく。

あっという間に17時、1日目終了。ボランティアの方々にお礼を言って、片付け。18:30からお待ちかねの懇親会。他団体を含め100人ほどの泊りのスタッフと楽しく交流。異国情緒漂うキャンプ村で国際協力を志す若者とビールを酌み交わす。劇団アフリカさんの太鼓と踊りも飛び出して大盛り上がり。日付が変わるころ自分のブースに戻り、シャワーも浴びずにバタンキュウ。

15日(日)
この日は6時起き。準備はだいたいできているが、この日は前日の半分の人数でこなさなければならない。ラーモン麺も多めに茹でてストックしておく。この日は自前でボランティアを集めることができなかった。カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)さんのボランティアを3名ほど回してもらって何とか回していた。本当に有難い。みんな大学1,2年だがしっかりしている。5人でも何とか回せる。交代で休憩の時はCMCの樋渡さんやお客さんとして来ていた「ひまわり会」の方々にもお手伝いいただいて何とか回していく。

昼食時はけっこうお客さんが並び始めてバタバタ。うれしい悲鳴。去年はこの状態がずっと続いたが今年はなぜか後半尻つぼみになっていった。ポツポツ売れる感じ。売上的には去年をやや下回ったが、それでも他の塩売りイベントに比べたら桁違いの売上。終了間際に目標の700アイテム販売達成。最終的に701本の木をオルドスの砂漠に植えることになった。今回も大成功。

ボランティアの3人にお礼を言って、ここからバンベン夫婦2人で撤収作業。やってもやっても終わらない。他団体は要領よく撤収していく。隣のブースの「バングラディッシュと手をつなぐ会」のスタッフに手伝っていただき、何とか19時過ぎに一番最後に撤収完了。帰りは何とか妻を助手席に座らせることができた。急いでフェリー乗り場に時間的には19:30のフェリーに時間的には間に合ったが満車ということで次の20:15の便になった。しかしもう慌てる必要はない。後は妻に運転を任せ、ビールタイムに突入。ロング缶2本開けたところで家にたどり着いた。しかしここからが大変。台車で5往復して荷物を家に運び込む。ビールがすべて汗となって出てきた。サッとシャワーを浴びて、再び車で那珂川の義母のもとへ。健ちゃんは大人しく待っていてくれた。こういう時にいつも預かっていただき本当に有難い。
日付が変わること家にたどり着いた。バタンキュウ。

心地よい疲労感と達成感。バンベンが多くの人の支えのもと続けられることを改めて思い知らされた3日間だった。


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2016,05,12, Thursday 05:00 PM


5月7、8日は能古島へ。5月14、15日に行われる「国際協力フェスティバルIN能古島」に向けての準備作業。主催の伊高夫妻と出展団体、ネイティブの英語教師など10数名が集まり、清掃、デーブル運搬、看板取り付けなどの作業を行った。

昼過ぎまでみっちり働いて、後は伊高邸で美味しいランチ。ビールサーバー注ぎ放題。至れり尽くせりで重労働の疲れが吹き飛んだ。

いよいよ今週末に迫ってきた「国際協力フェスティバルIN能古島」。第1回目の去年は「わざわざ能古島まで国際協力のイベントに来てくれるのか」半信半疑だったが、ふたを開けて見れば2500名の方々に集まっていただいた。その中でバンベンのブースは「ラーモン&ラム串」で売上一番に輝いた。

さあ、今年はどんな結末になるか。「バンベン」はNGO団体ではないのでいつも人集めに苦労する。それでも1回のフェイスブックの呼びかけでたくさん名乗りを上げていただいた。あとは他団体の助けも借りて、何とかボランティアスタッフの目途も立った。本当に有難い。

今年は売上とともに活動紹介もしっかりできるように嗜好を凝らして、しっかり準備して臨みたい。どんなつながりが生まれるか今からドキドキワクワク。

*イベント情報はこちらまで
http://www.nokonoshimacamp.jp/国際協力フェスティバル-in-能古島-2016春/


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2016,05,10, Tuesday 04:17 PM


4月27日から5月3日まで関東方面に出張。その間、2つのイベントでモンゴル岩塩などの販売を行った。東京に住む教え子のアラタンチムゲの旦那さんのチョクトさんのブースを間借りすることになっていた。

まず、4月29日(金)は「取手市鯉のぼりプロジェクトIN岡堰2016」に参加。鯉のぼりのイベントだが、なぜかモンゴルゲルも立っている。ゲルの横で岩塩販売。午前中は多くの人が集まっていた。

晴天だがとにかく風が強い。鯉のぼりもちぎれそうなくらい激しく泳いでいる。そんな中でステージでは子供の太鼓、フラダンス、ウクレレなどのプログラムをこなしていく。やっている方も見ている方も大変。岩塩は全然売れない。強風を浴び続ける修行をするために取手まで来たのではないかと思うくらい過酷な塩売り。午後からはモンゴル人によるモンゴル相撲やモンゴル舞踊などのプログラムが予定されていたが、どんどん風が強くなって主催者側の判断で昼前にイベントの中止が決定された。

観客や出店者もどどっと退散。残ったモンゴル人たちはゲルの中で宴会。チョクトさんが販売のために用意したビールサーバーの生ビールやラム串やホーショラ(羊肉の揚げ餃子)がそのまま振る舞われた。風の強い中、外では勝手にモンゴル相撲が行われ、ステージでは子供たちがモンゴル舞踊の練習。いつの間にか「モンゴル祭り」になっていた。僕はビール片手にぼちぼち塩売り。なぜかモンゴル人にいっぱい買っていただいた。

やがて日が暮れて一人帰り二人帰り・・・。気がついたらチョクトさんと2人でゲルの中。日付が変わるくらいまで飲んだくれた。

4月30日(土)と5月1日(日)は場所を豊島区光が丘公園に移してモンゴルの春祭り「ハワリンバヤル2016」に出店。風も収まり絶好のイベント日和。
「ハワリンバヤル」とはモンゴル語で「春祭り」という意味。 モンゴル国からの留学生が実施・運営する日本で最大のお祭りで、モンゴルの文化、芸術を紹介し、日本とモンゴルの交流を図るために開催している。

朝から多くの人でにぎわっていた。日本人とモンゴル人は半々くらい。チョクトさんのブースではホーショラやラム串が飛ぶように売れていく。その横で僕も細々と岩塩を売っていく。JICAの職員、高校の同窓、協力隊時代の先輩、オルドス植林に参加してくれた若者、オルドス出身の留学生など次々と知り合いが駆けつけてくれた。そして新しいつながりも生まれてくる。大量に送った岩塩もほぼ完売。ホクホクだが、バンベンの知名度の低さも改めて思い知らされた。

今回のようにあまり経費が掛からないようにしてこれからもどんどん福岡以外の所で塩を売って緑と縁を広げていきたい。


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