社長・坂本毅の『バンベン日記』


 

 
2013,04,25, Thursday 02:28 PM


4月14日(日)

自由解散。学校や任地に帰る人、引き続き旅行を続ける人。

僕とノリブは残った3人の留学生を連れてノリブの実家にある「オルドスの風、砂桃栽培基地」へ。

昼食の後、留学生たちは「垂柳」の苗を圃場に植える作業のお手伝い。僕は2年間、植えてきた砂桃の生育状況確認のため1人砂漠を歩いた。

今日も風が強く、砂をかぶりながら砂丘を登っては降り登っては降り、2時間かけてじっくり観察した。今年はまだ一度も雨が降っていないので、砂丘の上のほうのものはだいぶ枯れている。

砂桃の半分以上は生きているようですが、新芽がウサギやネズミに食われているものが多く、これではなかなか成長できない。だんだん気持ちが沈んでくる。

それでもところどころでピンク色の花が咲かせていた。こんな厳しい環境の中でもたくましく可憐に生き抜いている。希望が見えてきた。

とにかく植え続けるしかない、気持ちを新たにして砂漠ウォッチングを終えた。

その後、留学生たちが手伝っていた農作業に合流。作業が終わって、夕方からは隣の牧民の家を訪れ乗馬体験。そして素朴なモンゴル料理に舌鼓。

砂が舞っているので残念ながら満天の星は見られなかったが、留学生たちにとっては貴重なモンゴル体験。みんな大満足。その後車で1時間半のところにある楡林という町まで。留学生はそこから夜行列車に乗って北京へ。

僕は安宿に泊まって資料整理。明日からも盛りだくさんの予定がまっている。



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2013,04,24, Wednesday 09:49 PM


13日(土):

6時半起床。昨夜の白酒の影響はほとんどない。しかし朝早いので眠い。7時にホテルのロビーに集合。車に分乗してウーシン旗の街から30分ほど離れたウラントルグイ村へ。

今回もオルドスモンゴル族高校の教え子たちが立ち上げた「オルドス市ノミンハオルイ緑化協会」の実施する植林活動に参加。この協会は2年前に設立された。

僕がオルドスで植林活動を始めて8年になる。当初はスージー村の人たちとの植林がメインだったので教え子との交流はあまりなかった。ただみんな僕が地道に植林活動をしているのは知っていた。そして一昨年の秋、僕がやっている植林活動に教え子を誘ったのをきっかけに、教え子たちの自主的な動きが一気に動き出し、緑化協会の設立というところまでこぎつけた。

20年前は日本語を通した淡い交流でしたが、今は共にオルドスを愛するものとしてオルドスの砂漠緑化という明確な目的を持った強固なつながりになっている。

これからの20年はどうなっていくのか、とても楽しみだ。オルドス人が自主的に緑化のボランティア団体を立ち上げたのは恐らく初めて。この動きをしっかりサポートしていきたい。

今回の植林地は僕の教え子で10年前に交通事故で亡くなった鉄丹という青年の実家。南側が半砂漠化しているので砂漠を広げないように木を植えていく。

僕の教え子と日本の若者が手を取り合って1本1本大切に植えていく。教え子の子どもたちもまだ小さいのに積極的にお手伝い。今後が楽しみ。鉄丹のご両親もうれしそうに見つめている。

暖かく天気もよかったが、風が強く、みんな砂をかぶりながらひたすら木を植えていた。恐らく細かい砂は黄砂となって3、4日後に日本に降ってくることだろう。

昼食は羊鍋。羊肉・ジャガイモ・ネギとモンゴル岩塩のみ。とてもシンプルですが、素材の旨みを味わえる最高の料理。労働の後ということもあり、日本人参加者も「アムトゥテ!(美味しい)」と言いながらバクバク食べていた。

約50人力を合わせて1000本以上の木を植えることができた。

ホテルに戻って、夕方からは各自ウーシン旗の街を散策。参加者たちはオルドス特産の革製品や馬乳酒などをお土産に買っていた。

夕食は日本人参加者のみ。みんな思い思いにオルドスの印象を語ってくれた。

長い1日が終わった。



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2013,04,23, Tuesday 02:06 PM


10日から中国に入り、11日と12日は福岡から同行されている環境関連の会社社長と教え子のノリブと共に、オルドス近辺を回りながら日本の環境技術の売り込みを行った。

12日午後15時にオルドス市ウーシン旗のホテルに到着。休憩している間に、北京・フフホト・山東・楡林などから、日本人植林参加者が続々とホテルに集まってきた。僕の植林の参加条件は「自力でオルドスの集合場所にたどり着ける」こと。このやり方が楽でいい。

今回は日本人留学生や青年海外協力隊隊員など17名に集まっていただいた。ほとんどが初対面。夕方、日本人参加者を対象にした植林のガイダンス。1991年から始まる僕とオルドスとの物語、そして2004年から始まるビジネスを通じた緑化事業の概略や具体的な植林方法まで話を進める。皆さん興味津津。

その後、車に分乗して宴会場へ移動。オルドスモンゴル族高校の教え子たちの同窓会に合流。40度のオルドス白酒が次から次へと振る舞われ、日本人参加者はかなり苦しそう。しかしだんだん慣れてきて、適度に飲んで楽しく交流している様子。

僕は20年来交流を続けている教え子たちと酒を酌み交わし、言葉を交わすだけで幸せな気分。その後、徐々にテンションが上がっていき、オルドス民謡、踊りなどいつのも烈しくも楽しい宴会になっていった。

飲み過ぎて最後のほうはあまり覚えていないが、日付が変わる頃、お開きになったようだ。ホテルに戻りシャワーを浴びてベッドへ直行。

明日はいよいよ植林。



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2013,04,11, Thursday 07:44 PM
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◆『バンベンのオルドスの風』通信NO.23【2013年4月号】◆
URL:  http://banben.jp
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*このメールは有限会社バンベン代表:坂本毅が名刺交換させていただいた方々にお出ししております。ご不要の方は sakamoto@banben.jpまでご連絡ください。

バンベンとつながりのある皆様
3月は多くのイベントに参加しましたが、その中でも営業や決算報告書の作成などにやるべきことは最低限度こなすことができました。
そして4月は植林の季節。今年は引っ越しも重なりてんやわんや、メルマガを発信する時間もありませんでした。今、北京空港近くのホテルでこれを書いています。明日からオルドス。前半は日本の環境技術の売り込み。そして植林。後半は砂桃関係その他。北京で和僑会の会合に参加し、19日に帰国します。今回も盛りだくさん。ブログでしっかり報告します。ということで今月もよろしくお願いします。
ご意見ご感想はこちらまで(sakamoto@banben.jp)お願いします。

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*4月もイベントが盛りだくさんなのですが、今回は1つに絞ってお知らせします。ご興味のある方はぜひご参加ください。

【映画】フォークス・オーバー・ナイブズ自主上映会
 フォークス・オーバー・ナイブズ(http://vegerevo.com/sisha)は、私たちの食生活がどれだけ大事なことか極端に示唆を与えてくれます。 しかしながら、食生活は、私たち一人一人がそれぞれ選択できるものです。 豊かな食生活を送るためには、色々な考え方を知っておく必要があるのではないでしょうか? 自分のために、家族のために社会との関わりを持つという観点で、自らに問うことができる場にしたいと思います。 とはいえ、ゆるーく。

【開催概要】
日時:4月29日(月) 
13:30開場 上映 13時50分〜15時30分
  トークセッション 15時40分〜16時25分
会場:福岡県立クローバープラザ クローバーホール
交通アクセスと駐車場(有料)
http://www.cloverplaza.or.jp/traffic/access.html
参加費:1,000円
トークセッション登壇者
安武 信吾  西日本新聞記者 西日本新聞社勤務 地域づくり調査室(はなちゃんのみそ汁の著者)
http://hon.bunshun.jp/sp/hanamiso
上田 あい子 P&Cプランニング株式会社 代表取締役
http://www.8p-ch.com/company
上田 浩司 玄海はまゆう学園 施設長 &(福)さつき会  (社)SINKa
http://www.hamayuu.jp/genkai.html
コーディネーター 現在 西 隆行(101プロジェクト フォークス・オーバー・ナイブズ上映実行委員会)
※当日の登壇者は予定であり変更する場合があります。

主催:101プロジェクト フォークス・オーバー・ナイブズ上映実行委員会
後援:一般社団法人中小企業事業推進機構、有限会社バンベン
個人スポンサー:田中洋之、永尾 亮二

フェイスブックイベントページ:https://www.facebook.com/events/520338898008375/?ref=14#!/events/520338898008375/フォークス・オーバー・ナイブズ関連サイト
http://www.facebook.com/pages/フォークスオーバーナイブズ-いのちを救う食卓革命/502348853139471

――――――――――――――――――――――――――――
3月の活動についてはバンベンのホームページ(http://banben.jp)をご覧ください。
以上


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2013,04,04, Thursday 05:23 PM


3月24日(日)

16:15のフェリーに乗って姪浜港から能古島へ。協力隊OBで能古島自然農園の社長でもある伊高さんに迎えに来てもらった。そのまま「能古島アイランドパーク」まで。桜と菜の花と海と空のコントラストが美しい。

今日は小4~6の子供たちを対象とした春休みキャンプで講演。その後、BBQを経て広間に集合。インストラクターを含め100人近くが畳の部屋にギュウギュウ詰め。みんなハイテンション。

普段小学校で講演する時は国際理解教育の一環だから子供たちも目的を持って聴いてくれる。しかしキャンプでは思いっきり遊ぶのが目的。まさか「お勉強」が待っているとは思っていなかっただろう。もちろん砂漠化の話をすることなど誰も知らない。30分間集中させることができるだろうか。途中で走り回る子供たちが現れるとそれが全体に波及して効果が激減する。いつもよりちょっと緊張気味。

伊高さんの紹介の後スタート。「これから塩を売って緑を買う男の話をします」と言うと、みんな???状態。いつもの通りプロジェクターでホワイトボードに写真を映し出しながら物語を紡いでいく。

時々「モンゴルの印象は?」とか「植林に一番必要なものは?」とか振りながら進めていく。みんな静かに聴いてくれている。熱心に反応してくれる。こちらも気持ち良く話ができる。30分が限界かと思っていたが、40分以上集中して聴いてくれた。

最後に伊高さんからモンゴル岩塩のプレゼントの案内。いっせいに歓声があがる。「10年後植林に参加したい」とか「塩をいっぱい買いたい」とか頼もしい表明も。最終的に「塩を売って緑を買う」意味を理解してくれている。大成功。

以後28日31日4月2日と4回のべ320人の子供たちに「塩を売って緑を買う男」の話を伝えることができた。すでにいろんな感想が来ているようだ。

港に迎えに来た親御さんに「なんでモンゴルの塩を持ってるの」と聞かれ、懸命に砂漠化のこと黄砂のこと植林のことそして「塩をを売って緑を買う男」の説明する子供たちの姿を想像するとうれしさが込み上げてくる。

そして4回の間に能古島を歩き回った。北側の「自然探勝路」や展望台、思索の森などをぶらぶら。

そして帰りはビールを買って「ほろ酔いフェリー」で博多湾の夜景を堪能。姪浜から博多駅まで「ほろ酔いバス」。運転手のすぐ後ろの席を確保し、静かに飲みながら博多の街の様子を車中からウオッチング。最後は「ほろ酔い列車」で「ほろ酔い3部作」完成。いろいろ思索しながら贅沢な時間を過ごした。


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