社長・坂本毅の『バンベン日記』


 

2010,08,27, Friday 12:15 AM

26日

帰国したばかりだが、早速出前講座。朝から荷物を詰めて福岡方面へ。薬院にある「エコフラワー」さんで「バスボム作り体験&バンベン緑化事業講座」を開いた。

親子3組とインターシップの学生7名が参加。まずは重曹の特徴を説明。ひとつ見本を作る。後は一人ずつ材料を渡して作ってもらった。やはり水分の含ませ方が難しいようだ。一人ずつ僕が確かめてOKだったらおにぎりやクッキーの型に詰めていく。

小学生高学年だとそれほど手鳥足とり説明しなくてもほとんど自分たちでやっていく。お母さんたちのほうがクッキーの型から取り出すのに結構苦労していた。ちょっと崩れたりしたものもあったが、みんなうまくできていた。早速今晩のお風呂に使ってほしい。

バスボムを乾かしている間、いつものオルドス緑化事業の講演。協力隊時代の思い出からビジネスを通した緑化事業まで。たっぷり話をした。

少しお腹がすいてきたところで、モンゴル岩塩を使ったおにぎり作り。子供たちに任せていたらどんどん作ってくれる。モンゴル岩塩おにぎりを食べながらしばし懇談。14時に終了。

その後インターンの学生たちを相手に質疑応答。ソーシャルビジネスや環境ビジネスにはみんな興味津津。バスボム作りにも興味津津。気が付いたら16時を回っていた。

バスボム作り&緑化講座で楽しんでもらい、こちらもバンベン事業をアピールできる。ビジネスとしても有効なイベント。秋にかけてどんどん進めていきたい。





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2010,08,26, Thursday 12:34 AM

22日

朝から神木県周辺にある生態保護林等の視察。小型バスやジープや乗用車など15台で移動。まず黄土高原に広がる植林地へ。

山道をぐるぐる回る。途中で後ろの車がどんどん離され置いていかれる。そして分かれ道。その場で電話して確認すればいいが、適当に判断して3台間違った道を行ってしまった。途中で気づきUターン。そしてまた道に迷い・・・。15台で移動というのが少々無理がある。午前中はほとんど迷っていた。それでも植林によってできた黄土高原の広大な森は感動もの。

続いて神木県生態保護建設協会へ。砂桃の生育実験等を視察。そしてそこで昼食。昨日の僕の発表が印象的だったのか、多くの参加者から一緒に写真を撮ろうと呼びかけられる。現地マスコミの単独取材もあって何だかスター気分。

これから砂桃のオルドス導入にはこの人たちの協力が欠かせない。特に同協会秘書長の張さんとは秋のノリブの実家での砂桃植林について全面協力を取り付けた。午後2か所視察してそのまま解散。

僕とノリブは楡林へ。「砂桃」という新たなアイテムを手に入れ、今後の展開がますます楽しみになってきた。

23日
朝の便で北京へ。1日用事をこなした。

24日
帰国、関空から特急はるか、のぞみ、快速と乗り継ぎ23時に自宅へ。充実の2週間の出張が終わった。

*写真は砂桃オイル試作品をデザインした会社の美女たちと


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2010,08,25, Wednesday 12:53 AM

21日

「砂桃会議」(正式名:日中陝北生態文化研究及び生態文明建設フォーラム)初日。朝からホテルの会議室に100人近くの人が集まった。

主催者、来賓のあいさつの後、発表者が次々と自分の研究成果を発表していく。つまらない報告書の棒読みもあったが、砂桃(長丙扁桃)や自然エネルギーを使った井戸水くみ上げシステムのような実際に砂漠で役立つ話もあり、なかなか面白い。

昼食をはさんで午後の会議。徐々に一人ひとりの話が長くなっていく。長い話ほど詰まらなかったりする。だんだん時間が押してくる。僕はだんだんそわそわしてきた。僕が最後の最後で発表することになっていた。時間が押しているうえにみんな相当だらけてきている。

17時過ぎにやっと最後のプログラム「第一回CREC生態文化回復貢献賞」のセレモニー。これは昨日記述した朱さんがもらうことになっていた。その後、せっかく日中でやるイベントだから日本人も一人表彰してはどうか、という意見があがり僕に白羽の矢が立った。朱さんと同じ賞をいただけるのは大変光栄だが、あと100年はがんばらないととても肩を並べられない、というプレッシャーもある。

朱さんの話が終わったところで17:30。会議が終わる時間。多くの人はもう資料の片づけに入っている。早く夕食に行きたいという全体の雰囲気の中、僕の話が始まった。協力隊時代のエピソードを日本語で簡潔に話していく。それをノリブに中国語に訳してもらう。どんどんテンポがあがっていく。特に「糧票」の話で聴衆の心をつかんだ。みんな身を乗り出して聞いている。こちらも聴衆に乗せられて更にテンポよく話を進める。

オルドスの砂漠化の脅威、何もできない自分、そして教え子との再会。ここでもう持ち時間が終わった。しかし関係なく砂漠緑化支援商品としてのモンゴル岩塩の販売、5年後の主力商品になりうる砂桃のオルドスへの導入計画などをたたみ掛けて話を終えた。

砂桃の研究者から神木の指導者、地元マスコミまで。しっかり自分の想いを伝え共感を得ることができた。オルドスへの砂桃導入、商品化、販売・・・。みんな協力してくれそうだ。会心の発表となった。

夜は白酒を酌み交わしながら楽しい宴会。しかしここでも1時間で終了。後で中国語の歌でも披露しようと思っていたが、ちょっとがっかり。

その後、ノリブとCRECのH氏と3人で夜の神木の街に繰り出す。涼しく気持ちのいい風。歩道にテーブルと椅子を並べた屋台。羊の串焼きと冷えたビール。もう何もいらない。目いっぱいビールを飲んで今後の展開を語り合った。

写真は上記賞授賞式の様子


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2010,08,24, Tuesday 12:57 AM

17、18日オルドスをのんびり回って、19日にオルドスの南、陝西省の楡林市へ。楡林学院敷地内にあるノリブの自宅に泊まった。ノリブは9月からここの体育教育系の教師となる。
20日

朝から楡林学院のカン先生と合流。そのまま空港へ。10時にCREC(黄土高原生態文化回復研究センター)のメンバーや企業人6名と通訳1名が到着。車3台で郊外の臥雲山植物園へ。まずは昼食をいただいて午後から「楡林臥雲山生態文化フォーラム、朱序弼銅像除幕式」に参加。2時間にわたっていろんな人が朱さんの40年来にわたる地道な緑化活動をたたえる演説を行った。(朱さんの功績はCRECのHPを参照http://crec.org.cn/crec/partners_jp/laozhu-j.html)

大変な時期もあっただろうが、愚直に自分の信念を貫いて行動を続けてきた結果が人々を感動させ、今では「緑の聖人」として讃えられるまでになった。とにかく継続していくことの大切さを思い知らされた。それにしてもこの銅像よくできている。朱さんの人柄と緑化に対する思いがビンビン伝わってくる。

その後、バスに乗って近くの廟を見学。この辺は廟会の活動としての植林が盛ん。荒廃した高度高原が見る見るうちに緑の森になっていったという。緑になった森の西北に砂漠が見える。その向こうにまだ緑になっていないオルドスの砂漠が広がっている。

夜は楡林市内のホテルで宴会。白酒攻撃が激しかったが、1時間で終了。オルドスの長い長い宴会と違って拍子抜けするくらいあっという間に終わった。

その後、車で1時間半。神木県のホテルへ。明日から「砂桃会議」が始まる。今後うちの事業にとって大きな転換点になるかもしれない。しっかり人脈を作っていろいろ吸収したい。

*写真は朱さん、CRECの方々と。


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2010,08,21, Saturday 12:06 AM

16日
7時起床。さわやかな目覚め。朝食にラーメンを食べ、青空トイレですっきり。しばらくナランファさんと秋の植林についての打合せ。ノリブがモンゴル語に訳してくれるので非常に助かる。以前は拙い中国語で話し合っていたが、ナランファさんは漢字が読めないので細かいところの意思疎通に苦労していた。確認事項をモンゴル語に書いて渡した。

打合せの後はお待ちかねのウランダワ砂漠の視察。ジープで植林後の砂漠を駆け抜ける。明らかに緑が増えている。一番高い砂丘に登って辺りを見渡す。北から東にかけてはまだ広大な砂漠が広がっている。しかし南西のほうはかなり緑化が進んでいる。人の植林の成果&自然の回復力が生態系の回復を加速することを改めて実感できた。

しかしことし春に植えた砂柳と寧条は7割ほど枯れていた。いくら水をかけずにシンプルに植林するといってもやはり半分は育ってほしい。去年の春の植林の結果も悪かったし、来年から秋に集中することも検討しなければ・・・。

最後に「石碑の丘」に登って南側の第1回目の植林の時に植えた場所を眺める。そこはすでに森といったほうがふさわしい緑に覆われた土地になっている。どんどん緑化を加速していきたい。新たな希望を抱きながらウランダワ砂漠を後にした。

続いてバンベン牧場の山羊が50頭預けられている牧場を訪問。柵に入れられた山羊を追い回して写真を撮りまくった。ナランファさんのところで昼食。干した羊肉とジャガイモのホイツァイ。マントウと一緒にモリモリ食べた。そしてナランファさんとはお別れ。10月の植林での再会が楽しみだ。

車はオルドス市の新しい中心地カンバシ区に向かった。土道を1時間走った後はいきなり高速をスイスイ。3時間で着いた。

まず気になっていたオルドスモンゴル族中学の移転先を視察。計画では今年の9月からここに学校が移されることになっていたが、工事現場を見ると早くて来年、だぶん再来年になるだろう。完成図をみると日本でも見ることができない豪華で近代的な校舎になっている。本当にこんなモノができるのだろうか。

カンバシの街の規模はバカでかく、建物も近代的。道路もやけに広い。しかしそこを歩いている人はまだ少ない。巨大な仮想空間にいるようだ。高層マンションもほとんどが空き室。それなのに郊外に建設中の高層マンションが雨後の竹の子のように立ち並ぶ。このまま突き進んで大丈夫だろうか。

その後、博物館を見学したりホテルのロビーで珈琲を飲んだりして時間をつぶした。最後にオルドス名物「モン麺」を食べて、オルドス空港まで。S氏とはここでお別れ。大阪での再会を誓った。

今回S氏の投資でスージー村に導入された200台の太陽光LEDランプ。牧民に大きな需要があることが分かった。貧困層だけでなく、中間層も含め、より多くの牧民が健康的で豊かな生活を送れるように今後もノリブが中心となって普及に努めることになった。

その後、東勝に戻る途中イジンホロで車が故障。ラジエーターの故障。煙が出てきた。しばらく冷やして、水を補給し、出発。何とか東勝までたどり着いた。そういえば4日前もイジンホロで車が故障。ただの偶然か、なにかの呪いか。

東勝のホテルの部屋でノリブと「砂桃事業」の展開についてビール片手にじっくり話し合った。





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