社長・坂本毅の『バンベン日記』


 

2018,12,28, Friday 03:39 PM


2月21日(水)

今日は家族の休日。平日に休みを取れるのはうれしい。8時に出発。一般道をゆっくり田川方面へ走る。

10時半に「道の駅おおとう」へ。ここは子供の遊び場が充実している。去年来たときは日曜日だったので混んでいたが、平日の午前中はほぼ独占できる。風も穏やかでそれほど寒くない。

滑り台、ブランコ、動物の乗り物、ゴーカート、パンパンカー、トーマス、アンパンマンSL・・・。1000円以内で2時間たっぷり遊びまくった。

そこから20分ほどで果樹園レストラン「ラピュタファーム」へ。13時からのバイキング。平日なのに満席。予約しておいてよかった。

今月はラーモン麺を使った「豆乳担々麺」が食べられる。豆乳に肉みそを混ぜると濃厚でマイルドなスープになる。それにラーモン麺が絡んで本当に美味しい!
後はビールをちびちび飲みながら料理をいただく。健もここのパスタとパンが大好きなのでバクバク食べている。

14時過ぎたらお客さんが引いてきたのでオーナーの杉本さんと情報交換。イノシシプロジェクトの話で盛り上がった。イノシシを狩るのはいいが、埋めたり捨てたりするのではなくきちんと食す。そこにモンゴルの塩が貢献する。そんな流れを作りたい。

最後に大きくなった豚のバース君とご対面。健は背中に乗せてもらってご満悦。「家族の休日」がゆっくり流れていった。

思い起こせば、ちょうど去年の2月にここに来た時、杉本さんと地域おこし協力隊の森山さんと地域おこしについて盛り上がったのがきっかけで、今の小城での活動がある。

「塩を使って地域おこしを!」と半年間うろうろしていたら、いろんなつながりができて、「イノシシプロジェクト」と「オリーブプロジェクト」が始まろうとしている。
思ってもみない展開だが、「志」にはピタッと合致する。「志を持って漂う」だけ。

あとは「塩を売って緑を買う男」の物語が紡がれていく。

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2017,08,07, Monday 05:19 PM


8月7日(月)
バンベン一家は8月下旬、佐賀県小城市に引っ越すことになりました。その経緯について数回に分けて語ります。
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今年に入ってから、妻とよく「バンベン一家の棲家」について話をするようになった。

病気がちの息子、健のためにもっと自然豊かなところに住めないか。
プチ農業をやってみたい。
九州で一極集中が進む福岡市、成長続けるアジアの拠点都市福岡市。確かに住みやすい。だからといってみんなが福岡市に集まってしまうと他の地域はどうするのか。九州の中の地域間格差はなくす方向の流れを作りたい。福岡市から離れ、自然に恵まれた環境で、新たな働き方・生き方を創り出したい・・・。

幸いバンベンの仕事はネットがあればどこでもできる。何のしがらみのない、自由の身、遊牧民みたいにいろんなところを彷徨って生きていくのも面白そう。

ただ健のことを考えると一定の歯止めが必要なのかもしれない。
健が小学生になる前に定住する場所(健が巣立つまでの)を決めよう。僕も妻も転校を繰り返していて、その都度つらい思いをしてきた。そして「自分の故郷」と言い切れる明確な場所がない。健には「自分の故郷」をしっかり持っていてほしい。それまではいろんな可能性を試せる。

あれこれ引っ越し先を考える日々。いろいろ想像するだけでわくわくする。しかし実現するには「資金」という高いハードルが・・・。バンベンのビジネスは少しずつ売上は増えているが超低空飛行。それまでの貯金を少しずつ切り崩してやり繰りしてきた。結婚して共働きになって少し余裕が生まれたが、健が生まれてからは再び出費が増えてきた。飲み事出事を極力減らして無駄な経費を削っているのが現状。引っ越しどころではない。バンベンのビジネスが飛躍的に伸びなければ、引っ越しはできないのか・・・。あと何年かかるだろうか・・・。そうしているうちに健はどんどん大きくなっていく・・・。

そんな時に地域おこし協力隊をやっている人の話が聞けた。地域おこし協力隊の名前は知っていたし、友人も何人か隊員として活動していたが、具体的な業務内容や生活ぶりを聞いたことはなかった。僕としては青年海外協力隊の国内バージョンをイメージしていたが、実際の活動はかなり自由、専門性がなくでもできる、家族で移り住むこともできる。これはいいかも。僕はバンベンの仕事があるので無理だが、妻は子育ての負担が軽くなればできるかも。
ということで3月から妻の「求職活動」が始まった。

現実はそれほど甘くなかった。まず大分の某市の農業関係の協力隊募集に応募。二次面接まで行ったが惜しくも落選。農業に精通した人が受かったようなのでこれは仕方がない。

5月には佐賀の某町の6次産業化関係の協力隊募集に応募。この時は追加書類を求められた挙句に書類審査で落とされてしまった。落選の原因がわからない。学歴?文書能力?家族がいるから?・・・。この時妻は相当落ち込んでいた。

なかなかバンベン一家を受け入れてくれる地域は現れない。そんな時見つけたのが、佐賀県が募集していた「地域ッズサポーター」子育て世代と地域を結ぶコーディネーター。うちも現役の子育て世代。支援してもらいたいくらいだが、逆に言うと子育ての苦労も喜びも共有できる。子育てイベントに使えそうなネタをいろいろ持っている。地域にうまく溶け込むことができればいい活動ができるかも。

微かな希望。妻は張り切って即応募。書類審査を無事突破して7月初旬に佐賀県庁で面接。1週間後に合格通知。任地は小城市との事。家族で祝杯を挙げた。
単なる憧れであったバンベン一家の田舎暮らしが一気に動き出した。(つづく)


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2016,12,26, Monday 04:55 PM



12月19日(月)

9時、健ちゃんを抱っこして出発。博多駅方面へ。通勤の会社員とすり違いながら20分ほど歩く。日差しがまぶしく暖かい朝。2週間ぶり?の保育園。そのまま博多駅近くのカフェでパソコン作業。昼は家に帰って昼食&昼寝。午後はチラシのデザインや出荷作業。18:00終了。いつもの日常が戻ってきた。

昨日は健ちゃんがちょっとしゃべった。「ケンチャン」「ジョーズ」。そしてクリスマスのプレゼントが入っていた紙の長靴を僕に差し出し、「ドーゾ」と確かに言った。今までも「ママ」「マンマ」「パッパ」などは言っていたが、昨日は意志をもって言っていたような気がする。これからも健語録を記録していきたい。

夜はクリスマス気分を味わいたくて、家族3人で再び博多駅へ。恒例のクリスマスマーケット。適度な賑わい。ウインナー、チーズ、ホットワインそしてビール。ステージでは高校生の合唱団がクリスマスソングを歌っている。会場が幸せな雰囲気で覆われている。生ぬるいくらいの暖かさがちょっと拍子抜け。

健ちゃんはステージの女子高生には目もくれず、屋根から釣り下がっているイルミネーションをずっとうっとり見ている。僕はその瞳に映る散りばめられた光を見てどんな宝石より美しいと思った。

暖かすぎる年末。帰りがけにビールを買っていつもの公園でビアガーデンを楽しんで帰った。


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2016,12,20, Tuesday 05:08 PM

12月16日(金)

午前中、商品の発送などをこなして本日の仕事終了。今日は51回目の誕生日。ずっと何事もなく過ぎ去る普通の一日だったが、48回目の誕生日は祝ってくれる人ができ、49回目は夫婦になり、50回目は息子ができと自分にとっても大切な1日になっている。

ということで午後から家族3人車に乗って出かけた。まずはショッピングモールでお買い物。サクッといきたいところだが、赤ちゃん連れだと何事にも時間がかかる。
その後久々の宮地海岸へ。福津にいた頃よく海岸線を散歩していた。懐かしいそして美しい場所。健ちゃんをここで思いっきり歩かせたかったが、真冬並みの寒さ。日差しはあるが風が強い。しばらく景色を楽しんで写真を撮ってすぐ移動。そして玄海ロイヤルホテルまで。和室の広々とした部屋。

しばらくゆっくりして18時に移動。送迎のマイクロバスで「ふらんす屋」さんへ。FB交流会に参加。ここも福津時代にお世話になった懐かしい場所。フェイスブック交流会やワイン会ではいろんなつながりができた。「ボジョレーの恋」では箸にも棒にも引っ掛からなかったが・・・。
妻もずっと行きたがっていたので、ちょうどよかった。美味しい料理と楽しい話。健ちゃんもお利口さんでいてくれた。あっという間に21時半。会はまだまだ続いていたが、先に失礼した。

ホテルに戻ってバタバタして温泉に入って、あっという間に24時。健ちゃんを寝かして2人でゆっくり飲みたかったが、なかなか寝てくれない。キャッキャ言いながら広々とした和室の中を歩きまくりハイハイしまくり。彼にとっても非日常空間。うれしくてしょうがないといった様子。2時過ぎにやっと寝てくれた。

そこから2人でちびちび飲みながらこの激動の1年間を振り返る。息子を中心に回っていた。50年間マイペースで生きてきた僕にとってはペースを狂わされまくりストレスの溜まる1年だった。時間的経済的原因で出事飲み事を減らして思いっきり動けなかった1年でもあった。でもようやく子育てのリズムがつかめてきた。子育てと自分のやりたいこととの両立ができそう。来年は飛躍の年になりそう。そろそろそうしなければいけない。

最後は夢を語りながら明け方眠りについた。

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2016,12,13, Tuesday 09:54 PM


12月10日(土)

前夜に健の咳・鼻水が止まらなく、家族3人ほとんど寝ずに迎えた1歳の誕生日。まず車で実家へ。両親を連れて大橋の木曽路へ。妻の両親も来てもらい、11時からささやかな1歳の誕生会。餅踏みや選び取りなど儀式的なことは僕はよくわからない。妻の言われるがまま動いていたらスムーズに終わった。健ちゃんが数ある職の中から一目散にお医者さんセットを選んだのにはみんなびっくり。座敷内を歩き回り泣きまくる健ちゃんを中心に和やかなひと時を過ごした。両親を実家まで送り届けて公式行事は終了。

午後は宗像まで車を飛ばして上田家のホームパーティーに参加。つい3年前までは独り身でファミリーという言葉が一番似合わない男だったのに、大人も子供もごちゃまぜのイベントに馴染んでいるのが不思議でならない。健ちゃんもお兄ちゃんお姉ちゃんに交じって物おじせずに動き回っている。
あっという間の1年。この1年間の健の成長ぶりにはただただ驚くばかりだが、自分自身の変化も大きいような気がする。50歳にして生まれた息子なので子と孫が一度にできたようで、とにかくかわいかった。思いっきり笑って思いっきり泣く、ひたすらハイハイしていたかと思うと電池が切れたかのようにぐたっと眠る・・・。強い生命力が感じられ、自分も刺激を受けた。

ベッドから落ちたと救急病院に駆けつけ、ノロに罹ったとオロオロ・・・。1日保育園に行ったら菌をもらってきて1週間休む・・・。最近は夜の咳と鼻水に悩まされている。1年経っても親としてはまだまだだが、夫婦で協力していろいろ乗り越え、少しずつ居心地のいい家庭になってきている。
共働きだったので、収入減と出費増のダブルパンチ。飲み事出事を減らしたり、最近は家でのビールを控えたり・・・。でももっと稼ごうという動機付けにもなっている。
子供を抱っこして歩いているといろんな方が声をかけてくれるのでちょっと社交的になったかも。

些細なことにも敏感に反応するようにもなった。例えば、息子を抱っこして保育園に送りに行くとき、前にくわえタバコの男性が悠然と歩いていた。前はまったく気にしなかったが、その時は息子にタバコの煙を吸わせてなるものか、と声を上げて注意しようと思った。結局注意する勇気もなく、通りを曲がって別のルートで保育園に向かったが・・・。

あと息子やその後の世代が幸せに暮らせるように、持続可能な社会づくりのために何ができるか考えるようになった。無駄な税金を使って後世にツケを回したくないとか、これ以上環境が悪くならないようにしたいとか・・・。

これからも日々、健の成長と自分・夫婦・家族の成長を楽しんでいきたい。



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