社長・坂本毅の『バンベン日記』


 

2016,07,19, Tuesday 06:42 PM


1991年8月20日。今まで50年間生きてきた中で、いくつもの転機がありましたが、この日が自分にとって最も大切な日かもしれません。

青年海外協力隊日本語教師隊員としてオルドスのモンゴル族中学に派遣させた日。日本語教師としてのキャリアアップのために参加したつもりだったのですが・・・。いつの間にか「塩を売って緑を買う男」になっていました。

今年の8月20日にバンベン25周年を迎えます。それまでじっくりこの四半世紀を写真で振り返っていきたいと思います。まずは協力隊時代から。

バンベンのフェイスブックページに掲載中!

100枚を超える大作なのでお時間のある時にゆっくりご覧ください。

https://www.facebook.com/banben.ordos/photos/?tab=album&album_id=1303373193025882

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2016,06,06, Monday 04:57 PM



6月4日(土)

6:45、博多駅筑紫口集合。11名で小型バスに乗り込み7時前に出発。今回はボランティアとして阿蘇に入った。

あいにくの雨。元々予定されていた芋ほり作業はできない。イチゴのビニールハウスで農作業を手伝うことに。

9:30、内牧の観光施設「はな阿蘇美」に併設のイチゴハウスに到着。巨大なビニールハウスで農家の人の説明を聞いて早速作業に入る。

僕は普段、一人で気ままに仕事をしている。自分の時間を自分でコントロールできる特権を生かして、今まで気仙沼大島、八女などで災害ボランティアを経験した。元々集団行動が苦手。その上、体力にも自信がない。普通の青年男性に比べて0.7人分の仕事しかできない。自己満足でいい。とにかく足手まといにならないように・・・。こう自分に言い聞かせて毎回参加してきた。やらないよりやったほうがまし、こう自覚することで気軽に参加できる。与えられた仕事を理解して忠実に動く。それに徹するのみ。

午前中はイチゴの苗床づくり。土を運んだり、スコップで苗床に土を入れたり、けっこう体力を使う。初対面人が多い。しかも初めての作業。でもやっているうちに自然と役割分担ができてくる。いい流れ。この作業はあっという間にに終了。次にポットに土を入れてハウス内の床に並べていく。僕はポットを床に置く仕事をひたすらこなす。力は使わないが、しゃがんだり立ったりで結構腰にくる。心地よい汗をかいて、12時前に作業終了。ポットがずらっと並んだ。壮観。昼食はレストランで赤牛ハンバーグカレー。ボリュームたっぷりで美味い。

午後からは苗の剪定。小さい苗のつぼみをとったり、ランナーをとったり、コツをつかむと結構楽しい。イチゴハウスに打ち付ける雨音を聞きながら、みんな黙々と作業をこなす。15時前に作業が終わった。

今回はそれほど力作業がなく、災害ボランティアとしては地味な感じ。1日農業体験に参加した感じ。それでもあちこちで被害にあって対応に追われる中で、ほったらかしになっていたイチゴハウスにマンパワーとして少しでも役に立てたなら、こんなにうれしいことはない。心地いい疲労感。

帰りがけに地元の人に被害の大きかった場所を案内してもらった。絶望的な光景が広がる中、少しずつ復興に向けて動き出している姿にこちらが勇気をもらえる。
次はどんな形で阿蘇に入るか、帰りのバスで一人思いを巡らせた。

博多に帰って、軽く打ち上げ。最高ののど越しのビールが待っていた。1日想いを同じくして作業した仲間たち。初対面の人も心が通う。やっぱりボランティアは与えられることのほうが多い。

程よく飲んで帰宅。健ちゃんをお風呂に入れて、妻との晩酌も話が弾んだ。

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2016,05,31, Tuesday 05:45 PM


27日は8時起床。お世話になった道の駅阿蘇でお買い物。そして気になっていた阿蘇神社へ。

倒壊した楼門はトタンの塀で囲まれていてよく見えなかったが、痛々しい光景。震災復興を祈願。最後におみくじを引いたら二人とも大吉。復興に貢献できるということか。

その後、温泉を求め、内牧に移動。最初は漱石ゆかりの「山王閣」に行ってみたが、まだ修復中とのこと。6月から営業再開か?残念。

そして町湯の「薬師温泉」へ。いかにも共同浴場らしい、渋く小ぢんまりとした佇まい。湯屋前に立てられた札には「内牧温泉発祥の湯」と記されている。200円払って、中に入るといたってシンプル。そして誰もいない。貸し切り状態。湯船に浸かって目を閉じると蛇口から溢れる源泉かけ流しの音しか聞こえない。無の境地。浸かったり上がったりしながら熱めの温泉を堪能した。

そしてネットがつながる図書館でしばしお仕事。

ランチは三久保にある「農家れすとらん田子山」へ。ここはバンベン創業当時からの取引先。田子山は畜産農家が経営するお店で、自家牧場で育てたあか牛肉、自家栽培お米や野菜、自家製のお漬物などが食べられる。

女将さんや従業員の方々も元気そうで何より。ちょっと贅沢して「田子山コース」を注文。自慢の赤牛のいろんな部位を堪能。やっぱりバンベンの岩塩が合う!ビールが進む。前菜・漬物そして自家栽培のご飯が美味い。大満足。お腹パンパン。

お店の被害はほとんどなかったが、ご自宅は半壊。大切に育てた牛一頭が移動中、トラックから落ちて転落死したとのこと。そんな悲劇を乗り越えてお店を再開したが、お客が少ないままなのが一番つらいそうだ。そしてなぜか店の前に温泉が湧きで出したとのこと。阿蘇のホテルや飲食店や観光施設は徐々に再開しているが、肝心の観光客が戻らないと復興はできない。早くいつもの阿蘇に戻ってほしいものだ。
*田子山のHP:http://www.tangoyama.jp/ 

その後、馬本市内をめぐり福岡へ。帰り道、運転を妻に任せ、僕はビールをちびちび飲みながらいろいろ考えた。ビジネス、観光、買物、ボランティア・・・。自分なりの熊本・大分の復興に関わり方が頭の中を駆け巡った。


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2016,05,30, Monday 06:10 PM


5月30日(月)

5月26,27日に旅行で阿蘇に行ってきた。

元々は健ちゃん誕生半年のタイミングで夫婦水入らずで「子育てお疲れさん旅行」をしようと前から計画していたもの。北のほうへ行く予定だったが、熊本地震もあり、進路を南に変えて「復興応援旅行」に変更した。

26日はまず義母にケンちゃんを預け、北九州と田川で用事を済ませ、そのまま阿蘇に向かった。いつも通る国道212号線は日田の大山で通行止め。県道12号線の迂回ルートを走ったが、ここは信号も少なくスイスイ走れる。景色もいい。気持ちよく小国町までここで212号線に合流。いつもの道を快走。大観峰からの景色もいつものまま。阿蘇の山々が夕日に映えて美しい。

Wi-Fiがつながるプラザホテルに寄って一仕事。お礼にお土産購入。日が暮れるころ宿泊先の「道の駅阿蘇」へ。ここで車中泊。これも以前から気候がいいこの時期に一度車中泊を体験しようと前から考えていたこと。道の駅阿蘇は車中泊のサイトで特に人気があった。震災後の平日にもかかわらずキャンピングカー、トラック、ワンボックスカーなど車中泊目的の車が適度に止まっていて安心感がある。

すぐ近くに立ち寄り温泉「夢の湯」があるので早速行ってみた。「今月末まで入浴無料」とあった。地元優先。混んでいたら遠慮しようと思ったが、それほどでもなかったので入らせてもらった。復興応援旅行なのになかなかお金を落とせない。

ゆっくり温泉に浸かって20時半。お腹もペコペコ。さてお店は空いているのだろうか。地元に人に聞いてみると宮地のほうに行けば居酒屋も開いてるとのこと。さっそく車で向かう。しばらくうろうろ。阿蘇神社の近くに「山頭火」という居酒屋発見。深夜まで空いているとのこと。助かった。入ってみると震災の影響を感じさせないけっこうな賑わい。あとの運転は妻に任せて個室でお待ちかねのビールタイム。出てくる料理すべてうまい。中でも馬刺しと韓国冷麺は絶品。大満足。

帰り道、コンビニでビールを調達しようと思ったら、閉まっていた。夜はやってないらしい。売れないのか、仕入れの問題か、人手の問題か。3件目のコンビニはやっていたのでビールを確保。道の駅阿蘇の駐車場に車を止めて寝床を作る。愛車サクシードは後ろがフルフラットになるので足を延ばして眠れる。とにかく塩を大量に運ぶことを考えて購入した車だが、車中泊にも使える。素晴らしい。惚れ直した。

虫の音を聞きながらビールをチビチビ。何もやることがないので0時前に就寝。2人ではやや狭いが、寒くもなく暑くもなく熟睡できた。


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2016,05,18, Wednesday 04:39 PM


5月14日(土)15日(土)に行われた「国際協力フェスティバルIN能古島2016」。

発展途上の国々や地域で活動するNGOやNPO団体、国際機関、フェアトレード団体が一堂に会して、現地での活動や日本国内での活動の中身を詳しく知ることができるイベント。2回目となる今年も充実感一杯のイベントになった。

13日(金)
朝から大忙し、ポップの作成、備品・ソフトドリンク・消耗品などの買い出し、那珂川の義母のものへ健ちゃんを預け、戻ってきて愛車に商品の詰め込み。飲食関係、物販関係、展示関係のものをサクシードにこれでもかを詰め込む。助手席まで荷物で一杯になり、妻はスーツケースを転がして地下鉄&バスで姪浜渡船場に向かう。僕は車でオルドス家まで行って「ラム串」500本を調達。そして渡船場へ。21:15発のフェリーにギリギリ間に合った。21:30に能古島上陸。22時前にやっと会場の「キャンプ村」にたどり着いた。荷物を下ろすともうフラフラ。腹ペコペコ。妻がカセットコンロで簡単な食事を作ってくれた。お腹を満たしてシャワーを浴びてビールを飲んだらバタンキュウ。

14日(土)
5時に起きた。同じ福岡市内とは思えないほど寒い。朝食を取りながら目を覚ましていくが、すでに疲労が貯まっている。6時から重い身体を動かし作業開始。ポップや写真パネルの貼り付け、ラーモンの麺茹で、スープづくり、展示ブース設営、物販ブース設営・・・。2人でてんてこ舞い。9時からボランティアで集まっていただいた方々にも手伝っていただき、10時前には準備万端。いい天気どっとお客さんがなだれ込む。

この日はバンベン夫婦の他、中学1年生からアラ還?のそば打ち職人まで8人のボランティアに集まっていただき、盤石な体制。ラーモン、ラム串焼き、岩塩商品が順調に売れていく。今回はバンベン事業のアピールにも力を注いだ。遠くからも見える大きなパネルに「一食一品お買い上げにつき内モンゴルの砂漠に一本木を植えます!只今○○本になりました!」と表示。なんでも1つお買い上げで1本木を植える仕組みにした。2階の展示ブースは飲食スペースの他、大きな黄色い模造紙を砂漠に見立て緑の付箋に木の絵とメッセージを書いて砂漠に張り付けていく「砂漠を緑に変えよう」というセルフワークショップを実施。かわいいイラストやメッセージで砂漠がどんどん緑で埋まっていく。

あっという間に17時、1日目終了。ボランティアの方々にお礼を言って、片付け。18:30からお待ちかねの懇親会。他団体を含め100人ほどの泊りのスタッフと楽しく交流。異国情緒漂うキャンプ村で国際協力を志す若者とビールを酌み交わす。劇団アフリカさんの太鼓と踊りも飛び出して大盛り上がり。日付が変わるころ自分のブースに戻り、シャワーも浴びずにバタンキュウ。

15日(日)
この日は6時起き。準備はだいたいできているが、この日は前日の半分の人数でこなさなければならない。ラーモン麺も多めに茹でてストックしておく。この日は自前でボランティアを集めることができなかった。カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)さんのボランティアを3名ほど回してもらって何とか回していた。本当に有難い。みんな大学1,2年だがしっかりしている。5人でも何とか回せる。交代で休憩の時はCMCの樋渡さんやお客さんとして来ていた「ひまわり会」の方々にもお手伝いいただいて何とか回していく。

昼食時はけっこうお客さんが並び始めてバタバタ。うれしい悲鳴。去年はこの状態がずっと続いたが今年はなぜか後半尻つぼみになっていった。ポツポツ売れる感じ。売上的には去年をやや下回ったが、それでも他の塩売りイベントに比べたら桁違いの売上。終了間際に目標の700アイテム販売達成。最終的に701本の木をオルドスの砂漠に植えることになった。今回も大成功。

ボランティアの3人にお礼を言って、ここからバンベン夫婦2人で撤収作業。やってもやっても終わらない。他団体は要領よく撤収していく。隣のブースの「バングラディッシュと手をつなぐ会」のスタッフに手伝っていただき、何とか19時過ぎに一番最後に撤収完了。帰りは何とか妻を助手席に座らせることができた。急いでフェリー乗り場に時間的には19:30のフェリーに時間的には間に合ったが満車ということで次の20:15の便になった。しかしもう慌てる必要はない。後は妻に運転を任せ、ビールタイムに突入。ロング缶2本開けたところで家にたどり着いた。しかしここからが大変。台車で5往復して荷物を家に運び込む。ビールがすべて汗となって出てきた。サッとシャワーを浴びて、再び車で那珂川の義母のもとへ。健ちゃんは大人しく待っていてくれた。こういう時にいつも預かっていただき本当に有難い。
日付が変わること家にたどり着いた。バタンキュウ。

心地よい疲労感と達成感。バンベンが多くの人の支えのもと続けられることを改めて思い知らされた3日間だった。


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